議事録
議事課3
2004/08/31
13:46
.
会期年月:
2004
年
6
月
日程:
2004/06/16
第
4
日目
件名:
鬼高地区のまちづくりに関しまして、現在計画中のパチンコ店進出に関する何点かのご質問にお答えいたします。
議員氏名:
會田吉男経済部長
議案番号:
メール宛先:
鬼高地区のまちづくりに関しまして、現在計画中のパチンコ店進出に関する何点かのご質問にお答えいたします。
まず初めに、市として、どのように把握をしているかとのご質問に関しましてお答えいたします。この計画は、鬼高3丁目28番地に現在ございます大規模小売店舗SHOPSの建物の一部を増築し、そこにパチンコ店を併設するものでございます。現在の店舗は、平成12年12月8日に、大型店に関する前の法律により設置、開店いたしました。店舗面積は2万1,361?u、駐車台数998台、駐輪台数750台でございます。平成12年6月1日より、現行法であります大規模小売店舗立地法が施行されまして、旧法により設置されました大規模小売店舗であっても、店舗面積の増減、駐車台数、駐輪台数の変更、荷さばき面積の増加、廃棄物の保管容量の増加、開店時間の繰り下げや閉店時間の繰り上げなど、交通、廃棄物、騒音などが周辺生活者に対し適切な配慮がなされるよう、大規模小売店舗立地法の附則第5条第1項によりまして、こういう物件も千葉県に届け出の変更が行われることになっております。また、建築基準法に基づきます建築確認につきましては、平成16年2月23日に民間主事へ建築確認申請を提出し、同年3月19日に確認済みという形になっております。
今回のSHOPSに関しましては、増床するパチンコ店は小売店舗ではないため、大規模小売店舗立地法に関する届け出をする義務はございませんが、増設に伴いまして、駐車台数、駐輪台数の増加、変更に対しまして、平成16年4月6日に千葉県へ大規模小売店舗を設置している者の変更事項届出書が提出され、受理されまして、現在、公告縦覧中でございます。この変更届に伴う説明会を実施することで、設置者が事前に市を訪れた際、法律においてはパチンコ店の出店について説明責任がないということから、駐車、駐輪施設の変更による説明会の開催は1回でよいことになっておりましたところですが、風俗営業でありますパチンコ店の出店ということで、地域住民の理解を得る努力が必要であると考えたところ、去る5月15日に鬼高自治会館において、午前、午後に2回、地元住民への説明会を行ったところであります。当日、商工振興課の職員も同席いたしまして、その内容といたしましては、SHOPS周辺での交通渋滞について、搬入車両の道路駐車について、パチンコ店の出店の是非について、説明会の通知にパチンコ店の出店が記載されていないことについてなどでございました。特に地域住民がパチンコ店の出店を把握していないために、改めて説明会を開催するように住民側が求めまして、市としても、地域住民の理解を得るように開催を指導いたしましたところです。その結果といたしまして、5月16日に地元マンション組合であります
ファミール市川ガーデンプラザ・ウエスト
管理組合に説明会が実施されました。その協議の結果、一応の合意に達し、双方で議事録を作成したというふうに聞いております。また、鬼高自治会との説明会が5月29日に行われたところでございますけれども、説明会を皆様へ通知するやり方が不備であるというような指摘を受けまして実質審議に入れず、再度自治会と日程の調整を行っているとの報告を受けております。
次に2番目の、マンションが建ち並び、教育施設などが多い。パチンコ店の出店は妥当かとのご質問と、4番目、青少年への影響についてとのご質問につきましては、一般的に言いまして、小中学生などの子供たちが生活する地域は、自然環境も含めまして、情緒的な安定をもたらす静かな環境が好ましいということは異論のないところでございます。その意味では、パチンコ店の出店に絡む心配は至極当然のことと考えるところです。しかしながら、本地域は、都市計画における用途地域が工業地域でございまして、工場だけでなく、住居も、こういう商業施設もというように、さまざまなものの混在が認められている地域でありまして、今回ご質問の業種も認められておるところでございます。そのような中で実態を見てみますと、例えば繁華街で、連日、少年の補導を行っております市川市少年センターの街頭補導状況を見ますと、過去3年間、パチンコ店での小中学生の補導事実は1件もなく、問題行動は、むしろ夜間の公園や駅周辺の繁華街で目立っているというのが現状でございます。地域に遊戯場や大規模店などがある環境で生活するのは、都市部における子供たちのいわばやむを得ない状況であり、子供たちはこれらの環境の中でもたくましく成長し、保護者や学校、地域に見守られているのが現状でございます。
次に、土曜日、日曜日、祝日の交通渋滞がひどいが、これによる影響とのご質問についてお答えいたします。基本的に申しますと、大規模小売店舗立地法においての駐車台数は、もちろん規定の範囲内でございまして、最終的には実態といたしまして、駐車場の台数は105台増となるところでございます。そのようなことから、パチンコ店ができるということで直接渋滞がふえるということは考えにくいと思われます。しかしながら、県道市川西船若宮線の鬼高3丁目、SHOPS付近は、土曜日、日曜日及び祝日を中心に、SHOPSやコルトンプラザなどの買い物客の車両で常に混雑する箇所であるため、これまで何度も市川警察や道路管理者であります葛南土木事務所などに要望や協議を行い、交通規制標識、規制標示、横断歩道の設置、信号機の設置、交差点改良などさまざまな対策をお願いし、一定の改善を見てまいりました。今後とも地域住民と地域特有の交通問題に対し、関係部署と協議を進め、さらなる改善要望をしてまいります。いずれにいたしましても、大規模小売店舗SHOPSにパチンコ店を併設することに対しまして、今回は大規模小売店舗立地法の届け出に絡めて近隣説明を行うように指導いたしましたものでありますから、今後とも自治会及びマンション組合に対して行われます説明会の結果等々を見守りまして、あわせて設置者への指導、要望を行ってまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
以上でございます。
すべての文書
   
作成者別
   
カテゴリ別
   
ユーザー名の別名別
   
戻る